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消防出初式

南関町の消防団の歴史は、寛永9年の「関手永火消組」にまでさかのぼります。毎年、新しく年を迎えたばかりの1月の第2土曜日に「南関町出初式」を開催します。
この出初式で繰り広げられる勇壮果敢な「放水合戦」は、130年以上の歳月を経た今日まで、永く受け継がれてきたものです。

明治15年、当時最新鋭の消防器具であった手押しポンプ「龍吐水」の購入を祝い、川幅15mの竜瀬川の両岸で2組に別れてポンプによる標的落しが行われました。その際に、競技に勝った組が、負けた組に手押しポンプで水をかけたことが放水合戦の始まりだと伝えられています。

1月氷点下の極寒の中、ラッパの合図とともに、対岸の相手めがけて一斉に放水し、全身ずぶぬれとなり、川の中に飛び込んだりする火消し男たち…。その勇壮な姿を一目見ようと、町民をはじめ、近隣市町からたくさんの方が訪れます。

南関町の消防出初式は、名実ともに、消防団員の士気を象徴する伝統的な行事として、地域に深く根ざしたものになっています。

なんかん古小代の里 陶器・梅まつり

小代焼の古窯跡を復元した古小代の里公園において初春に開催されるまつりで、大陶器市、手びねり無料体験、大抽選会、窯元逸品展、登り窯窯出し見学、飲食・物販コーナーなどが楽しめます。
 

関の初市

この市は、かなり古くから行われており、現在で言う植木市のようなものです。果樹の苗木や庭木が所狭しと立ち並び、竹細工の店も出され、会場となる関町商店街一帯が露店でうめ尽くされていました。以前は、この市で金物を買うと、その年は金が貯まると言われ、必要が無くても金物を一つは買うようにしていたそうです。
また、この市風に当たると健康になるとも伝えられています。
現在では、近隣で春先に植木市が開催されていることもあり、規模は小さくなってきましたが、町内に春の訪れを告げる風物詩として賑わっています。

夏越祭

600年ほどの歴史を持つ坂下阿蘇神社のまつりです。
毎年、3月28日に開催していましたが、平成17年から第4土曜日に開催することになりました。
昔、拝殿が焼失したおり、氏子がその再建に多大な苦労を重ね、加えて疫病も広がり、相次ぐ災難を悲しみ、難を逃れられるようにと「難越し祭」が行われるようになりました。近年では、無事に夏を越して五穀豊穣を祈る「夏越祭」とされています。

小原祇園祭

菅原神社の末社である小原菅原神社のまつりです。
祇園の神といわれるスサナオノミコトが暴君であったため、クニノサメツチノカミ、タケハヤスサノオノミコト、ヒノカグツチノカミの四神が、能楽によって鎮めたことに由来していると伝えられ、現在でも、無病息災と五穀豊穣を祈願して、楽が奉納されています。

関所健康マラソン大会

平成18年の大会からコースを大津山公園から関町商店街一帯へ変更しました。
「南の関うから館」をスタート・ゴールに「豊前街道南関御茶屋跡」を通る10Km・5Km・3Kmの3コースを設けています。
毎年、県内外から多数の参加があり、3月に参加者を募集しています。

南関御茶屋跡「端午の節句・バラ展」

5月の連休頃に開催しています。子どもたちの健やかな成長を祈って、矢旗と鯉のぼりを立てます。バラ展は、館内いっぱいに香りよい色どりどりのバラを展示しています。バラの苗の販売や、育て方の講習会も行っています。
【入場料】高校生以上200円/小・中学生100円
【主 催】ボランティアグループ「南関宿場町伝楽人」

ホタルのスポット

南関町のホタルのスポットは前原笛鹿と久重のホタルの里公園です。5月中旬から6月の初めまでたくさんのホタルが飛び交います。ホタルが作り出す幻想的な世界をぜひご覧ください。

なんかん夏まつり ぎおんさん


真夏に繰り広げられる勇壮な神事で、京都の八坂神社の分霊が祭られている八剣神社のまつりです。主神であるスサナオノミコトが出雲の国の肥の川上において大蛇を退治された神話を縁起として、祭神の和魂を戒め、魂心を奉したのが明正天皇の御代寛永17年(1640年)と伝えられ、その頃から商売繁盛と五穀豊穣、無病息災を願い、このまつりが始められたと伝えられます。
このまつりでは高さが3mもある、いかめしい形相の大蛇の山車が主役で、祭独特の鉦や太鼓の囃しを乗せた山車を、昼間は子供たちが、夜になると若者たちが引き手となり旧南関地区の関町商店街一帯を練り歩きます。夜ともなると、首を振りながら進む大蛇の口から火花が撒き散らされ、より一層祭の気分に火を付けます。
現在では、南関町商工会南関支部及びなんかん大蛇山振興会のメンバーが主になり、ぎおんさんを盛り上げており、祭りの活気が年々高まっています。

いす‐1GP 熊本南関大会

​会社の事務椅子に乗りながら、商店街内に設置したコースを、制限時間内に3人のドライバーが交代で何週走ることができるのか競うレースです。南関町の町内のコースを白熱したデッドヒートがなんども繰り広げられます。

南関御茶屋跡「観月会」

史跡 豊前街道南関御茶屋跡
気候のよい秋に、名月を眺めながら御茶屋跡で地元の神楽や尺八や琴などの秋の夜に合った演奏が行われます。また、野点(のだて)が来場者に振る舞われます。
【入場料】高校生以上200円/小・中学生以上100円
【主 催】ボランティアグループ「南関宿場町伝楽人」

ふるさと関所まつり

南関町は、古くから関所の町として栄え、交通の要衝であったと伝えられています。その関所の町をテーマに平成元年から始められたのが、このふるさと関所まつりです。江戸時代の参勤交代さながらに執り行われる大名行列は、関所の町を再現しているかのようです。収穫後の秋まつりとして、会場となるうから館特設会場では、新米や採れたて野菜なども数多く出店され、それらを使った飲食コーナーも賑わいます。キャラクターショーや遊具コーナーもあります。まつりの最後には、豪華賞品が当たる関所福引(抽選会)があります。また、当日は町内を無料シャトルバスが巡回します。是非ご来場ください。

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